「離婚したいけれど、
お金がないから踏み出せない」
そんなふうに悩んでいませんか?
経済的な不安は、離婚を考える上で
大きな壁となります。
離婚したいと心の中で思うだけで、
お金の問題が解決できずに
我慢して毎日我慢して生活を続けている方も
多いのではないでしょうか?
この記事では、今はお金がない状況でも
離婚に向けて踏み出すための
具体的な行動を5つご紹介します。
家計簿をつける
まずは、現在の収入と支出を
明確にすることです。
そのためには、家計簿をつけること。
無駄な支出を見直し、
節約できるポイントを見つけましょう。
そして、離婚・別居前から、
不要な支出を減らし、
その生活に慣れていきましょう。
離婚後の生活を
シミュレーションするためにも、
現在の生活費を把握することが重要です。

家計簿はアプリがおすすめ。マネーフォワードMEやマネーツリーなど、面倒くさくないので続けやすいですよ。
離婚に必要な費用を調べる
弁護士費用
離婚に際して弁護士に依頼する場合、
以下のような費用が発生します。
- 相談料
1時間あたり5,000~10,000円が相場。
初回のみ無料相談を実施している事務所も増えています。 - 着手金
依頼時に支払う費用で、20万~50万円程度が一般的です。 - 成功報酬
離婚が成立した場合や、慰謝料・財産分与などを獲得した場合に支払う報酬で、獲得金額の10~20%が目安です。 - 実費・日当
裁判所への提出書類の作成費用や交通費などが含まれます。
例えば、離婚調停を弁護士に依頼した場合、
総額で40万~70万円程度が
相場とされています。
また、経済的に困難な場合は、
法テラスの立替制度を利用することで、
弁護士費用の負担を軽減できる
可能性があります。
調停や裁判の手数料
離婚調停や裁判を申し立てる際には、
以下の手数料が必要です。
- 離婚調停の申立て手数料
1,200円 - 裁判離婚の申立て手数料
2,000~3,000円程度 - 収入印紙代や郵便切手代
数百円~数千円程度。これらの手数料は、裁判所に支払う費用で、比較的低額です。
引っ越し費用
離婚後の新生活を始めるためには、
引っ越しが必要になる場合があります。
引っ越し費用の目安は以下の通りです。
- 単身者の引っ越し費用
3万~10万円程度 - 家族の引っ越し費用
10万~30万円程度 - その他の費用
敷金・礼金・仲介手数料など、家賃の2~3倍程度
引っ越し費用は、距離や荷物の量、
引っ越し業者の選定によって
大きくかわります。
事前に複数の業者から見積もりを取り、
費用を比較しましょう。
新生活のための家具や家電の購入費
新しい生活を始めるにあたり、
最低限の必要な家具や家電を揃える費用も
無視できません。
- ベッド・寝具
3万~10万円程度 - 冷蔵庫
3万~10万円程度 - 洗濯機
3万~8万円程度 - 電子レンジ・炊飯器
1万~3万円程度 - テレビ・照明器具
2万~5万円程度
これらを全て新品で揃えると、
合計で20万~40万円程度の費用が
かかる可能性があります。
中古品を活用することで、
費用を抑えることも可能です。
公的支援制度を活用する
シングルマザーで収入が少ない場合、
以下のような公的支援制度を利用できます。
- 生活保護
- 児童扶養手当
- 住宅手当
- 医療費助成制度
役所のHPで調べたり、
直接問い合わせをしたりして、
具体的にいくらもらえるのか
把握しておきましょう。
離婚後の生活をリアルに
シュミレーションすることができます。
法テラスを利用する
法テラスは、経済的に
困難な状況にある方に対して、
無料または低額で法律相談を提供しています。
また、弁護士費用の立て替え制度もあります。
離婚に関する法的な手続きや費用について
不安がある場合は、
法テラスを利用してみてください。
離婚後の収入源を確保する
離婚後の生活を安定させるためには、
収入源を確保することが重要です。
- パートやアルバイトを始める
- 在宅ワークを探す
- 職業訓練や資格取得を目指す
自分のスキルや状況に合った方法で、
収入を得る手段を見つけましょう。
こちらの記事も参考にしてください。
まとめ
「お金がない」という経済的不安から
離婚の決断を先延ばしにしてしまう人も
多いでしょう。
しかし、必要な手続きや支援を知ることで、
こうした不安を解消し、
一歩を踏み出すことができます。
焦らず一歩ずつ、
できることから始めていきましょう。
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