離婚を決めたら、“子どもにどう伝えるか”ということは
悩みの一つではないでしょうか?
どんなに配慮したとしても、
子どもにとって両親の離婚は大きな出来事で
精神的にも辛いはずです。
そんななかでも、伝え方を工夫すれば、
子どもを思いやっているという気持ちは伝わると思います。
この記事では、性格と兄弟の有無で
どのようなアプローチをすればよいかをまとめました。
あなた自身の気持ちにも寄り添いながら、
子どもへの伝え方を一緒に考えましょう。
子どもに伝えたいことは『安心感』
どんな子どもに対しても共通して大切なのは、
「安心感」を持ってもらうこと。
将来への不安、両親と離れる不安は、
自分の存在価値を不安定にさせてしまいます。
そうさせないためにも次のことを心がけてみてください。
- 「あなたは悪くない」と伝える
- 両親そろって伝えるかすり合わせた内容にする
- 愛情は変わらないと繰り返す
- 「何度でも話を聞く」と約束する
特に意識したいのは、しっかり言葉で伝えることと
同じことでも何度でも伝えることです。
自分を受け入れてもらうこと、
将来も両親に愛されることが伝わると、
子どもはより深く安心感を受け取ることができます。
性格と兄弟の有無に対応した伝え方
明るく社交的・アクティブな子
- 一人っ子の場合
- 周囲に関心が強く、不安になりやすいタイプです。
- 「これからも友達と遊ぶ時間は変わらないよ」と伝えて、
日常の楽しみを維持することが安心につながります。
- 「君のことを最優先に考えている」ことを強調すると安心感が高まります。 - 兄弟がいる場合
- 明るく外向的なので、兄弟と一緒に受け止めやすい傾向があります。
- 兄弟で気持ちを共有する機会を設け、 「お互い大好きだよ」と伝えると絆が深まります。
- 「みんなでこうしているから大丈夫だよ」と安心できる環境を演出しましょう。
内向的・おとなしい子
- 一人っ子の場合
- 言葉が苦手でも、優しく励ます声が響きます。
- 抱きしめて「何かあったらいつでも話してね」と繰り返すと、心が落ち着きます。
- 長く抱っこしたり、そばにいる時間を増やすと安心感につながります。 - 兄弟がいる場合
- 兄弟との関係が頼りになりやすくなります。
- 兄弟一緒に伝えることで安心感を共有しやすくなります。
- 「君だけじゃない、みんなで支え合っていける」と伝えましょう。
まとめ
どのように伝えたとしても、
離婚は子どもにとって精神的に辛いことです。
自分も辛い時期ではありますが、
誠実に向き合い、長い目で受け入れてもらう努力をしてきましょう。
それには時間がかかるかもしれません。
焦らず、少しずつ。
一緒に乗りこえてきましょう。
コメント