離婚後の経済不安を乗り越えるための準備

実際的な準備と知識
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離婚を考えるとき、

一番大きな問題が

「お金」に関する不安ですよね。

特に、現状の収入や支出が見えにくいと、

将来の生活を具体的にイメージするのは

難しいです。

私の場合、何年も「離婚したい…でもお金が無い」と、離婚に踏み切れませんでした。

この記事では、

現状の家計をしっかり把握し、

離婚後の生活をシミュレーションすることで、

経済的不安を軽減する方法を

一緒に考えていきましょう。

なぜ家計把握が大切なのか

子どもを連れて離婚したいと思ったら、

避けて通れないのは「お金」の管理です。

本気で離婚を考えているなら、

まずは家計把握して管理できるように

準備しましょう。

現状を把握しないと不安が増える

経済的不安の多くは、

「自分の家計がどのような状態か分からない」

ことから生まれます。

いつの間にか財布に入れていたお金が無くなってる…ってこと、ありませんか?

逆に、現状を数字で把握することで、

今後の課題や改善ポイントが

具体的に見えてきます。

計画的な準備が可能になる

家計を把握することで、

必要なお金を明確にできます。

離婚後は今以上に

お金の管理が必要になりますので、

生活設計を無理なく進められるように

根気よく取り組みましょう。

家計を見える化する3つのステップ

まずは、現在の家計を

以下の3つのステップで

「見える化」してみましょう。

収入をリストアップする

毎月の収入源をすべて書き出します。

  • 給料
  • 副業収入
  • その他の収入

(元)配偶者からのもらえる見込みのある

婚姻費用や養育費も入れましょう。

いくら出してもらえるかわからないという場合は、算定表を参考にしてください。

養育費・婚姻費用算定表

臨時収入やボーナスなど、

不定期の収入も忘れずに

リストに入れておきましょう。

支出を把握する

次に、支出をリストアップします。

  • 固定費:家賃、光熱費、保険料など
  • 変動費:食費、交通費、日用品費など
  • 特別費:冠婚葬祭などの不定期の支出

ここで注意したいのは、特別費です。

自分が想定している以上に必要です。

子どもの進学や行事、

帰省などで必要になるお金も考慮しましょう。

家計簿アプリを使うと、銀行口座やクレジットカードと連携ができるので便利ですよ。

貯蓄や借金の状況を確認する

預貯金や資産の総額、

ローンや借金の残高も

把握しておきましょう。

この情報は、離婚後の生活を計画するうえで

欠かせません。

また、財産分与を決める時にも

必要になりますので、

ご主人の預貯金やローン等も

把握しておきましょう。

離婚後の生活をシミュレーションする

次は離婚後の生活を

具体的にシミュレーションしてみましょう。

必要な生活費を試算する

離婚後の生活費は、

今以上に負担が増えます。

現状と比較し、

実際に使う金額を

できるだけ現実的に見積もってみましょう。

新しい収入源を考える

現在の収入だけで

離婚後の生活を維持できるかを確認します。

足りない場合は、再就職や副業など、

新しい収入源を検討する必要があります。

転職活動や副業が

軌道に乗るのに時間がかかることを想定して、

早めに行動することをおすすめします。

公的支援や養育費を調べる

児童扶養手当や養育費など、

受けられる公的支援があります。

ただ、これらの手当は

ケースバイケースで支給金額が

分かりにくいので、

自治体に電話などで聞くのが断然早いです。

質問すれば丁寧に教えていただけるので、

遠慮せず自治体に電話してみましょう。

自治体の女性相談の窓口でも親身に教えてくれますよ。

経済的不安を軽減するための具体策

家計を把握し、

生活をシミュレーションしたら、

次のステップに進みましょう。

節約は固定費から

節約するべき項目で、

まず一番に検討していただきたいのは

固定費です。

例えば、

  • スマホを格安SIMに切り替える
  • 無駄な保険を解約する
  • 利用頻度の低いサブスクを解約する
  • 惰性で通っている子どもの習い事を見直す

固定費を見直すメリットは、

一度やればその効果が長く続き、

節約のストレスが少ないことです。

反対に、食費や交際費から削ると、

精神的にも負荷がかかりますので、

あまりお勧めできません。

再就職やスキルアップの準備

離婚後の生活を安定させるために、

収入を増やす方法はありませんか?

転職活動は、

リスクなく収入アップができる

絶好のチャンスです。

また、資格取得や副業をスタートすることも、

今の収入を維持しながら

収入アップが狙えます。

少額でも貯金や投資を始める

家計管理ができるようになったら、

毎月1000円でもよいので、

貯金や投資を始めてみましょう。

ただ、家計をコントロール

できるようになるには

時間がかかりますので、

焦らず、マイペースで進めていきましょう。

まとめ――準備が不安を小さくする

離婚後の生活をイメージし、

経済的不安を減らすためには、

現状の家計をしっかり把握することが

大切です。

そして、生活費の試算や収入源の確保、

公的支援の利用など、

具体的な準備を進めていきましょう。

お金をしっかり管理できるようになるには、

時間がかかるかもしれません。

本気で離婚を考えているなら、

長期戦になることを覚悟して

未来の準備を始めましょう。

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